無音は誰でも認識できるものではない。無音になった瞬間を認識出来るのは特別な存在だけ。無音になった状態でも特別な存在の声は聞こえる。逆を返せばその特別な存在の音しか存在していない。
街が無音になった瞬間から特別な存在は人に認識されなくなる。だから武器を持って歩いていても気付かれない。カメラにも映らなくなる。
無音の時に教団な見付かると、生きた状態で胸に杖を刺され何かを唱えられると激痛の中光のような物質になり杖に吸収される。
存在も無くなり、周りの人物はその人物は初めからいなかったような立ち振る舞いになる。
無音ではその状態を認知できる人間以外も普通に喋り生活している。
認知できる人間は世界から切り離されている。その状態で吸収されたら存在ごと消えてしまう。
無音がわかる人間は無音になる直前に鐘の音が聞こえる。
微かに聞こえるその音から無音が始まり、大体1時間程度で無音は終わる。
が、最近段々と無音の時間は伸びているらしい。